会長挨拶
ブラスト施工技術研究会は、平成26年12月に産声を上げた新しい会です。「ブラスト」という昔からある技術を、先人の方々が培ってきた事を更に昇華させる為、時代のニーズに合わせる為に、取組んでいます。
「ブラスト」には、様々な工法が有ります。当会は1つの工法に特化する事はせずに、「ブラスト」を真摯に研究し、「ブラスト」を更に発展させ、より良い「ブラスト」を普及して行ける様に、取組んでいます。
会員には、ブラスト施工業者・ブラスト装置メーカー・研削材メーカーは勿論の事、ブラスト施工時には絶対必要な安全保護具メーカー、ブラスト施工をより良い環境で出来る様に足場資材メーカー、ブラスト研削材を法を守って処分出来る様に産業廃棄物業者と、ブラストに関わる全ての業種が一堂に会しております。
素地調整の重要性、ブラストの重要性を、会として胸を張って言える様な、そんな会にしていきたいと思っておりますので、御支援の程、宜しくお願い致します。
ブラスト施工技術研究会
会長 小寺 健史
ブラスト研究会について
近年、鋼橋での現場ブラスト施工が増加しており、全国各地で鋼橋のブラスト施工が行われています。
橋梁塗替工事の素地調整は、工事品質に関わる最も重要な工種であり、施工の50%以上の割合を占めています。その現状把握の為、無理をお願いして他社の現場をいくつか拝見させて頂いたのですが、各社の施工にかなりの差がある事に愕然としました。
施工数量も近年増加傾向にあり、「最近の鉛の問題」もある中、知識の乏しい施工業者の増加・それに伴う未熟なブラスト工の増加が、ブラストの品質を落とし、施工の評価の低下を招き、最終的には、業界自体が危機に陥るのではと危惧しました。
そこで、鋼橋梁の長寿命化の為にも、業界の為にも、ブラストの基本的な知識の普及や、鋼橋梁の塗替工事のブラスト施工のガイドライン作成が、早急に必要だと思っております。
その為には、歴史が古いにも関わらず、交流の少なかった業者同士が集まり、話し合う【協会の設立】が、とても重要だと考えます。
この設立が、施工会社・研削材メーカー・機械メーカー等と共に、これからの素地調整をブラスト業界が引率し、益々の発展・繁栄に繋がればと期待しております。
1.ブラスト業者・業界の現状
- 施工の未熟な業者の増加
- 知識の乏しいブラスト工の施工
- 一企業が、役所や元請と折衝しても、限界がある
- 業者同士の繋がりが薄い
- 各々が独自の基準で施工している
- ブラスト業者の数が少ない
- ブラスト作業者(職人)の数が少ない
- はっきりとした品質規格等が定められていない
2.協会設立の目的・必要性
- ブラスト施工ガイドラインの作成
- ブラストについて基本的な知識の普及
- ブラストの地位向上
- ブラスト業者同士の交流
- ブラストについての情報交換や情報の共有化
- ブラストについての新たな情報の発信
- 施工業者と、各種メーカーとの連携
3.協会設立後の課題・目標
- ブラストに関する知識の広めていく
- 発注者や元請、他団体との意見交換を積極的に行う
- ブラスト業界の全体のレベルアップ
- 発注者や元請、他団体に施工に関しての提案(足場・防護も含めて)
- ブラスト施行者の技術認定試験の実施
- 新しい技術の試験や開発
- 協会からの工事認定
- 建設物価調査会や、日本道路協会への進言
- ブラスト作業者の育成
- 品質管理や基準の作成
- ブラストガイドブックの作成
概要
名称 | ブラスト施工技術研究会 |
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事務局 | 〒041-1104 北海道亀田郡七飯町字藤城39-2 池田工業株式会社 工事部内 TEL:0138-85-8941 FAX:0138-85-8942 |
会長 | 小寺 健史 |
設立 | 平成26年12月8日 |
役員構成 | 会長 1名 副会長 1名 理事 数名 会計 1名 事務局長 1名 |
事業内容 |
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